リラクゼーションのマッサージなどでは、年配の方でも100分以上の施術をすることもあるそうですが
こういったことを続けても反応の出ない方の身体は、かなり鈍感になってるということなんでしょうか?
また「整体のやりすぎ」は「マッサージのやりすぎ」より、反応が強く出たりするものでしょうか?
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「マッサージ」と「整体」にはそれぞれ違った特性があります。
一般的に「筋肉」へのアプローチは、やり方や時間にもよりますが、なかなか症状の改善には繋がりにくいと考えられます。
マッサージの目的は、リラックス・気持ちよさに重きが置かれている場合も多いと思います。
筋肉が硬くなって血流が滞っている場合などは、マッサージでほぐすことで、一時的にすごく効果がでます。
さらに、「整体」のやりすぎについて考えます。
熊谷は、一般的に言われる痛みが出るような「好転反応」はそもそも出してはいけないと考えています。
施術の中で患者さんの状態をチェックし、そうなる前の段階で、施術を終わらせています。
本来「整体」とは体を良くすることではなく体を元の状態に戻してあげるために行います。
なので、マッサージと整体を比べると整体の方が刺激量が少ないはずです。
しかし、ボキボキ整体のような刺激が強い施術方法も、世の中には多くあります。
患者さんの体力や状態を見定めながら、どこまで刺激を加えるか考えていくことが重要です。