「足がつりやすい」患者さんはいらっしゃいませんか?
「運動中や就寝中に足がつる」と相談されることもあると思います。
原因や具体的なケア方法を患者さんに説明できますか?
ポイントは「食事」と「運動」
足をつる原因は ①循環不足・②栄養不足です。
循環が悪くなると筋肉が硬くなり足がつりやすくなる、と考えています。
食事・運動に注意すると循環不足を改善することができます。
寒さでも筋肉は硬くなり、循環が悪くなりやすいので温めるのも効果的です。
デスクワークなどで、座り続けたりしても循環が悪くなるので、体を動かすことも重要です。
栄養不足は、食事が偏っているケースが多いです。
特に、甘いものの摂りすぎには注意しましょう。
量を減らすだけでも、効果が高いので少し気をつけてもらうだけでも、十分予防になります。
患者さんは、無意識に食べてしまっているケースもあるので、ご家族のお話を聞いたり、気をつけてチェックしてみましょう。
また、栄養バランスを気にしてサプリメントなどの栄養剤などを飲む方もいると思います。
サプリメントは添加物が多いこともあり、そうすると逆に循環が悪くなってしまいます。
体に良くないものを摂ると消化にミネラルやビタミンを使ってしまうので
「体に良いものを取り入れる」というより「使わない」ようにする方が、ケアとしては効果が高いです。
消化が1番エネルギーを使うので、体が弱ってきたら食べないのが1番治りやすいと思います。
また「砂糖」は、ビタミン・ミネラルをとても消費します。
砂糖を控えるとビタミン・ミネラルの消費を抑えられるのでつりにくい状態になるとおもいます。
オススメのセルフケア
熊谷のオススメのセルフケアは「ジャンプ」です。
縄跳びをしたり、軽いジョギングも効果的ですし、歩くのも体へのダメージが少ないのでオススメです。
なぜジャンプが効果があるかというと
上下の運動をすると、内臓がシェイクされて内臓付近の硬くなっている部分がストレッチされます。
それだけでも体の循環はよくなっていきます。
運動をすることで体温もあがるので、足などをつりやすくお悩みの患者さんにはセルフケアとしてすすめてみてください。
日常生活で気をつけること
食事のポイント
- 甘いものを控える
- 添加物など、体に負担の多いものを減らす
オススメの運動
- 縄跳び/軽いジョギング
- 内臓付近の硬くなっている部分がストレッチされ、循環UP
- 上下運動→内臓がシェイクされる/体温が上がる、血流も改善する
まとめ
- 原因→①循環不足 ②栄養不足
- 循環不足→食事・運動・睡眠に気をつける
- 栄養不足→食事が偏っているケース・甘いものの取りすぎに注意
- 体に良くないものを摂ると、消化にミネラルやビタミンを使う
- セルフケア→「ジャンプ」が効果的
- 内臓付近の硬くなっている部分がストレッチされる⇨それだけでも循環がよくなる
ぜひ動画を最後までご覧ください!