今回は疲労回復整体アカデミー会長・熊谷が体に関する質問にお答えしている動画をご紹介します。
内臓が疲労するとお腹まわりが硬くなりやすく、自然と前かがみの姿勢になってしまいます。
今回はその中でも「腎臓」のケアや施術のポイントについてお伝えします。
腎臓の役割
腎臓には体内を掃除して、体内の環境を最適にする機能があります。
腎臓の機能が低下すると、老廃物がうまく排泄できなくなったり
逆に、体に必要なものまで尿と一緒に排泄してしまったりします。
内臓の中でも腎臓は特に難しく、腎機能低下は西洋医学では治しづらいと言われています。
腎臓は特に難しい
血糖値が上がると、ベトベト血で循環が悪くなります。
血管はよく傷ついて自己修復しますが、回復する時に糖があると、変位が起きたりプラーク化したり、病的な問題になりやすくなります。
血液が汚れると循環が悪くなり、血管をボロボロにしてしまうのです。
特に腎臓は、血液がキレイな状態を作らないと負担が大きくなって、問題が悪化しやすい部位です。
ケアとしてまず第一に、負担がかからない生活をすることが重要です。
腎臓に負担をかけるもの
食事について
- 甘いもののとりすぎ、添加物のとりすぎに注意
- 1つの栄養素だけを取り入れるのは、よくないケースもある
- 食事全体のバランスを取ることが大事
ストレス軽減
- 自律神経が乱れると、内蔵疾患が起こりやすい
- 活性酸素の影響で、体が錆びていく
とはいえ、特に食事などはあまり神経質になると、それ自体がストレスになってしまいます。
余裕がある時は気をつけながら、多少の飲み過ぎや食べ過ぎは他のものでサポートできる、というような状況を作ると良いでしょう。
薬の影響
薬も腎臓に負担をかけやすいもののひとつです。
もちろん薬には効果あり、飲む必要がある方もいらっしゃいます。
肝臓と腎臓は、解毒のフィルターとしての役割があります。
長期間、薬を飲み続けていると有効じゃない成分を除去するために、内臓に負担がかかりやすくなります。
薬には効果的な面とリスクの面があるのは、整体業界ではよく言われていると思います。
薬を飲んでも症状をパッと治すことは難しく、自然治癒力と薬の効果が相まって、治っていくというイメージです。
ケアのポイント
腎臓に関連が強いのは、「大腰筋」です。
お腹、腰まわりが硬くなると腎臓付近の循環を阻害してしまい、結果、腎臓に対する負荷が強まってしまいます。
また、腎臓に負担がかかるとまわりがサポートしようと硬くなる、ということもあります。
周辺が硬くなると腎臓にいく血液を阻害され、悪循環になっていまします。
股関節から腰にかけてのストレッチで硬さをほぐしたり、循環を促すのが効果的です。
ぜひ動画を最後までご覧ください!