「電磁波は体に悪い」とよく言われると思います。
実際、日々の生活ではどんなものから電磁波の影響をうけているのでしょうか?
強さではなく「時間」に注意
日常生活で気を付けるべきは、電磁波の強さ・弱さではなく「長時間さらされているか」です。
一時的に使用しただけで、体に大きな影響が出るほど強い電磁波が出ているものは
一般家庭の家電ではほとんどないのではないかと思います。
例えば、電子レンジやIHの調理器具は「電磁波が強い」といわれることがあります。
しかし、1日中ずっと使用していて、ずっと近くに立っていることはあまりないと思います。
調理中に使う程度では、大きな問題はありません。
料理人の方で1日中IHやレンジを近くで使用している、というような場合は、もしかしたら影響があるかもありません。
「さらされている時間の長さ」が重要になってきます。
スマートフォンの影響
身近で一番影響するのはスマートフォンではないでしょうか。
スマートフォン自体を触っていなくても音楽を流していたり、デザリング機能を使用していたり
自分の近くに置いてあることが多いと思います。
スマートフォンの問題点は常にメールやLINEなど、いろいろなものを受信していて
24時間ずっと電波をキャッチしていることです。
スマートフォンは顔の近くで使用したり、アラームなどをかけて枕元に置いている方も多いので
神経機能への影響が大きく出てしまいます。
ほかに身近なもので影響があるのは、車です。
高速で移動することで、活性酸素や電磁波が発生しやすいといわれています。
長時間車に乗るお仕事の方は影響を受けていることがあるので、チェックしてみてください。
どう回避するかが重要
「影響がある」と分かっていても、電磁波をすべて防いで生活することは難しいと思います。
大事なのは「長時間電磁波にさらされている状況」をどう回避するか、です。
まずは、寝るときにスマートフォンを枕元におかない、家の中ではスマートウォッチを外す、など
出来ることから取り組んでいただくと、体に変化が出てくるかもしれません。
患者さんへのアドバイスの参考にもなると思いますので、ぜひ動画を見てみてください。