こんにちは。疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。
今回は「治りづらい患者さんを治すための3つの方法」を解説します。
- なかなか治らない患者さんがいて行き詰まってる…
- 患者さんへの提案の仕方を知りたい
という方には参考になるかもしれません。
「体質」が悪い患者さんは治りにくい
患者さんの症状が治るかどうかは、施術者の「技術力」にもよりますが
患者さん自身の「代謝力」が高いか低いかにもよります。
むしろ代謝力の方が重要で、技術力が高くても代謝力が低いとなかなか治っていきません。
逆に、代謝力が高ければ何をやってたとしても自分の力で治っていきます。
ですから、代謝力を測っていくことが重要です。
その日の代謝力は「体調」、もともと持っているベースの代謝力は「体質」として捉えて、
数回施術していく中で体質がどうかを見ていかなければいけません。
毎回、施術後の状態が1週間後にキープできてなければ「体質が悪い」と判断できます。
糖尿病などの基礎疾患を持っている、長年薬を飲み続けている、高齢者などは、体質が悪い傾向があります。
【方法1】施術頻度を上げてもらう
体質が悪い人は、治す力(ホメオスタシス)が低く、壊す力(生活の負担)に負けてしまっています。
施術をすると一時的に治す力が上がるので、「壊す力<治す力」の状態が作れます。
この状態がキープできると体質が徐々に良くなっていきますが、
最初のうちはこの状態をなかなかキープできません。
ですから、最初のうちだけ施術頻度を上げてもらって、
できるだけ長い時間「壊す力<治す力」の状態を作ることが重要です。
施術行うと重力負荷をリセットして、生活の中で溜まった疲労を抜いてあげることができます。
そういった意味で、毎日施術を受けることが理想ですが、それは現実的ではありません。
施術回数が2~3回目までは3日以内に来てもらって、
1週間空けた時に状態が落ちてなければ週1ペースでもOK、
という具合に徐々に間を空けていくようにすると良いと思います。
毎回来た時に体の状態が落ちている場合は、施術頻度をもっと上げてもらうように患者さんに提案するのが
治りづらい患者さんを治すための1つ目の方法です。
【方法2】生活を変えてもらう
「壊す力>治す力」となっていると体は良くなっていきません。
壊す力(生活の負荷)を下げるためには、生活を変える必要があります。
特に食生活は重要です。
食べたものが今の体を作っているわけなので食事は必ず影響しています。
例えば、甘い物を毎日食べている人が、甘いものを辞めることができれば確実に体は良くなっていきます。
睡眠時間をしっかり確保してもらうことも重要です。
他にも、お酒、薬、電磁波など生活の中で様々なものが体に大きな負担をかけていたりもします。
患者さんに生活の状況をヒアリングしつつ、適切なアドバイスをしてあげることが重要です。
一番手っ取り早いアドバイスは「水をたくさん飲んでもらう」ということです。
循環しやすい環境を作れば、「治す力」が高まっていきます。
【方法3】アイテムを生活に取り入れてもらう
「壊す力<治す力」とするためには、
できるだけ体に負担がかからない生活をしてもらう、ということが重要です。
ただ、生活を変えることは容易ではありません。
ですから、「コトを変えるのではなくモノを変える」という考え方でアイテムを取り入れてもらうのも選択肢のひとつです。
すべての負荷に対応できるのは水素なので、水素を毎日吸ってもらうのが一番オススメです。
代謝を上げる効果がある水を毎日飲んでもらうのもとても効果的です。
実際これらのアイテムを使いだして、
体の状態を1週間キープできなかった患者さんが、キープできるようになりました。
毎回、電磁波の問題が出ている人には寝る時にスマホを離してもらうようにアドバイスしますが、
それでも毎回電磁波の問題出る人に対しては、電磁波対策アイテムをオススメすることもあります。
「朝がつらい」という患者さんは、寝具があってないという可能性があります。
枕やマットレスを変えてもらって朝の症状がなくなる人も多いです。
もちろん選択するのは患者さんですが、体をチェックしつつ、何が最も効果的か考え、
選択肢を提案してあげることがプロの視点からできることだと思います。
「前よりも疲れにくくなってきた」「朝が楽になった」「痛みが減ってきた」
など、実際アイテムを生活に取り入れた患者さんからは感謝されることがほとんどです。
治りづらい患者さんには是非この3つの方法を試してみてください。
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