こんにちは。疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。
先日、東京会場(新宿)で疲労回復整体マスターセミナーが開催されました。
疲労回復整体マスターセミナーは疲労回復整体を使いこなすためにスキルアップするセミナーです。
疲労回復整体において特に重要な技術は「検査技術」。
体のどこに問題が起きているかを見つけたり、体全体の治す力がどの程度あるかを把握する技術です。
スキルアップのポイント
多くの企業やビジネスマンが使用している業務改善のフレームワークに「PDCA」というものがあります。
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4つのプロセスを繰り返し行うことで業務効率を改善するもものです。
このPDCAにとって重要なことは、計画を実行した後は必ず、成功しても失敗しても評価を行うこと。
計画を実行しただけでは、問題点は改善されません。
どのような方法で実行した時に成功または失敗したのか、その結果を評価し続けることで目標に近付けていくことができます。
技術練習でも同じ
これは施術においても全く同じことが言えます。
患者さんの体を評価することなく、単に施術を行っているだけでは、施術者の技術力も症状の改善率も向上していきません。
痛みが取れる、症状が消えるということは施術を行う上でのゴールになるかもしれませんが、それだけを評価軸にしてはいけません。
プロの施術家は、その都度その都度自分が行った施術に対して体がどう変化したかを評価する必要があります。
施術計画や仮説(Plan)を立てて、施術(Do)を行い、検査を行って評価(Check)をし、その結果を元に次の施術(Action)を行う。
これを、1回の施術毎に行うのはもちろんのこと、1回の施術の中でも一手一手の調整毎に行うのが理想です。
一つ手を加えたら体がどうなったか確かめる。
今行った調整が効果的だったのかどうではなかったのか評価をする。
検査を逐一行うのです。
それくらい細かく検査を毎日行っていると、1年で莫大な量のデータが積み重なり、そのデータは「有益な経験」して昇華されます。
有益な経験は、状況を分析して仮説を立てるのに役立ち、患者さんに説明する時に役立ち、自信のベースになります。
PDCAを細かく、さらに細かく回していくことが、技術力を向上させるコツです。
検査がカギ
「施術中あんまり検査してないかも…」
「技術力にあんまり自信がない…」
という方は、明日から検査を細かくやるようにしてみてください。
「検査法を学んでみたい」という方は、疲労回復整体アカデミーの中で詳しく学べます。