患者さんに施術の効果を、イマイチ実感してもらえない…
「ここが硬いですね」「動きづらいですね」と伝えても
患者さんがあまりピンときていないときはありませんか?
今回は患者さんが納得してくれるビフォー・アフターの伝え方をご紹介します。
最初に硬い場所・動きが悪い場所を患者さん自身に認識してもらう必要があります。
そのためには検査の見せ方がポイントです。
キーワードは”3”です。
検査のポイント
体の硬さをチェックする際に「3回」ずつ行うと、患者さんに伝わりやすくなります。
例【1】「どっちが硬いですか?」
→【2】患者さん「左です」
→【3】左右を比べて、左が硬いことを一緒に確認する
ただ、全ての場所を3回ずつやるのは時間がかかるし、患者さんも煩わし苦感じてしまうかもしれません。
指標は複数あった方が実感していただきやすいので、最初は「3ヶ所」は丁寧に検査するのがオススメです。
患者さんが自分の体の状態を理解していないままで、調整をしても、施術後の変化を感じてもらえません。
重要なのは必ず最初に患者さんと共通認識を作ることです。
左右で比べると患者さん自身もわかりやすいので、「右の方が動きづらい」「左の方が硬い」と一緒に確認していきましょう。
まとめ
・検査や筋ポンプ→マッサージに間違えられやすいので、きちんと説明をする
・検査→「3回」行い、患者さんと共通認識をとる
・左右で比べると自覚してもらいやすい(動きやすい方が指標になる)
・患者さんと感覚をすり合わせることで、施術効果をより感じてもらえる
動画で詳しい考え方を解説していますのでぜひ参考にしてみてください。