熊谷は施術に入る前に毎回、頸椎をチェックします。
今回は、頸椎をみて何を判断しているのか、またチェックの仕方について解説しています。
前提として「解剖学」自体は、本や動画で基礎を学んでいただければと思います。
今回は「臨床的に使っている」解剖学の知識としてお話しています。
頸椎をチェックする理由
熊谷は施術に入る前に毎回、頸椎をチェックします。
頸椎は、頭蓋の次に防御反射が強く出る場所だからです。
頸椎の硬さがあると、調整をしても体のバランスが安定しません。
頸椎を「整い方」の指標にして「今日の施術はおしまい。帰して大丈夫。」という判断をしています。
頸椎が全部均等に動いているようになれば、体のバランスは整っている状態になるのです。
頭を支え、安定させようとしているので、体のどこが崩れても頸椎は緊張します。
頸椎のROMはチェックできたほうが、患者さんをどこまで調整したら良いのか、良い状態がどういう状態なのかを理解しやすいと思います。
出来るだけ良い状態で帰ってもらう
熊谷の施術動画では、だいたいどのような症状の患者さんでも
短下肢をみて、頸椎をみて、施術のポイントを探していくという順番で進めていきます。
頸椎は「体のバランスが取れた」という指標になり、患者さんに「出来るだけ良い状態で帰ってもらう」
ための指標になるのです。
動画後半では、座っている・寝ている状況での頸椎の状態について、ゆがみのチェックの仕方について、解説しています。
ぜひ臨床の参考にしてください。
体験会開催中!
疲労回復整体アカデミーでは、体の細かい部分をチェックしながら、患者さんの体の検査や調整を組み立てていっています。
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