【臨床事例】スマートウォッチは体に悪い!?

こんにちは。疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。

あなたは「電磁波による人体への影響」はあると思いますか?

「いろいろ言われてはいるけど、実際のところどうなの?」と思われている方が多いのではないかと思います。

私も最初は「何らかの影響はありそうだけど、そこまで強くはないんじゃないかな」と思ってました。

今日は「電磁波による症状への影響」が実際に確認できた事例について紹介します。

  • 毎日就寝時にススマートフォンを枕元に置いている
  • 普段からスマートウォッチを付けている
  • 高圧電線の近くに住んでいる人

という方は要注意です。

また、「起立性調節障害など若者の原因不明な症状がなかなか改善しない」という方は

今回の事例がもしかしたら参考になるかもしれません。

主訴は「膝の痛み(正座ができない)」

今回の患者さんは、69歳女性、主訴は「膝の痛み(正座ができない)」です。

20年ほど前からキッカケもなく膝が痛くなり、徐々に曲げられなくなったそうです。

また、他にも11年前から「左目がよくピクピクする(眼輪筋の痙攣)」「顔の左側だけ赤らむ&汗をよくかく」といった症状をお持ちでした。

既往歴としては、40年前にバレーで右小指の靭帯損傷、29年前に両肩の五十肩、39年前に子宮筋腫などがありました。

来院された時は、スマートウォッチを付けられていたので、外してもらってから検査を行いました。

検査を行うと、以下のような項目に異常が見られました。

  • 肩の外転:左120°右135°
  • 肩の水平伸展:右が硬い
  • 骨盤:右が硬い
  • 膝ROM:右膝ROM制限(特に内旋時が硬い)

既往歴との関連性をTLで調べてみると、右膝のROM制限→右小指PIPで反応があり。

患者さんに共有するために、右小指をサポートしたまま正座をしていただくと

お尻が足に付くくらいまで座れたので、ご本人はかなり驚かれてました。

初回の施術

施術は、整体器具のCアジャスター、Aアジャスター、循環ホットパックを使って、体の循環機能のベースとなる「脳反射システム」を自動的に調整。

その後、構造的な問題を「慢性システムフロー」で調整していき、

最後に「個別調整」で右手小指PIPをココローラーで調整しました。

施術後、正座をしてもらうと、痛みがない状態で正座ができて

「え!すごい!20年ぶりに正座できました!」と驚かれていました。

ここで、スマートウォッチの電磁波の影響も受けてそうだと思ったので、

スマートウォッチを付けた状態で正座をしてもらいました。

すると、「え?痛い、、、」とスマートウォッチを付けてる状態だと、正座をした時に膝に痛みが出ることに驚かれていました。

再度外してもらって正座をすると痛みがなくなることを体感されていました。

「今回の施術で今まで膝を引っ張っていたいくつかの要素は外れたので、膝にかかる負担は減りましたが

中で傷ついているものはまだ治ってないので、なるべく膝に負担がかからない状態で体が治っていくのを待つしかありません。」

「実は、スマートウォッチやスマートフォンは電磁波が出ていて、その影響で体が多少硬くなります。

そうすると、治ってない膝の負担が増えるので、膝が治るまではなるべくスマートウォッチを付けない方がいいと思います。

スマホも寝る時は体から離して寝てください。」

と患者さんにお伝えしました。

2回目の施術

それから1週間後に来院されました。

「2日間はとても楽だったけど、3日後くらいから少しだるくなってきた。

前の状態よりは良いけど正座した時に最後のところで突っ張る」ということでした。

「目のピクピクは減ってきました」と顔面の症状も改善に向かっているようでした。

スマートウォッチは付けるの辞めました。スマートフォンも離して寝ています。前より調子が良い気がします」と話されていました。

2回目の施術も、初回と同様に行い、肝臓の状態が悪そうだったので、水素を使って肝臓を調整しました。

「たしかに肝脂肪は言われてるんです。。。やっぱり食事ですかね?」

と聞かれたので、肝臓に負担をかける要素をいくつか話しました。

すると、「あっ…ウインナーとか加工肉はかなりよく食べてます…」ということだったので、添加物の話をしてその回は終了。

正座した時の痛みも無くなっていました。

3回目の施術

その1週間後にご来院された時は

「目のピクピクは全然なくなりました!足も調子が良いです!」と話されていて

体の状態をチェックしても、前回の施術後から悪くなっていませんでした。

本人に聞いてみると、「あれからウインナー辞めました」と食事を意識して1週間過ごされてきたようです。

「顔の左側だけ赤らむ&汗をよくかく」という症状は程度は減ったもののまだ残っているということなので、施術&生活改善で体を良くしていきながら症状の経過をみていきたいと思っています。

まとめ

今回の患者さんは、「電磁波による人体への影響」を非常に分かりやすい形で確認できました。

普段患者さんにスマートフォンやスマートウォッチの影響を説明する時は、

患者さんに手の挙上や足の挙上をしてもらって、

それらを離している時と体に近づけた時で、手や足の上がり方の違いを確認してもらっています。

疲労回復整体では、「体の歪み」に対して段階的にアプローチしていきます。

歪みが全て取れた状態でも、症状が残っているということは、

それは「歪み以外の影響」があると解釈しています。

だから、今回のように電磁波による影響を疑ったり

最近は水素を使って毛細血管にアプローチしたり、特殊な水で細胞の活性度を高めたり

「歪み」ではない性質の問題に対しては、アイテムを使って対応しようとしています。

そうすることで、その場で症状が取れてくるケースもかなり増えてきました。

このように、「なぜ症状が起きているのか?」ということを分析して、その要素を細かく分解して、それぞれに対応できるようになれば

現場で迷うことなく、患者さんに対しても自信を持って施術計画を伝えていけます。

是非参考にしてみてください。


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疲労回復整体アカデミー講師の目線で、臨床事例やプロの整体師の先生に役立つ情報を発信していきます。

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