こんにちは。疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。
以前、事務のスタッフの急性腰痛を、クラウドテープを使って施術したことについて解説しました。
座っていても痛む腰痛〈続編〉
事務のスタッフは50代女性で、1週間前から腰痛が酷くなってきて、3日前から叫ぶくらいの痛みに発展したそう。
特に、座っている時に体をねじると刺すような痛みがあって、
朝起きた時も腰痛が酷いということでした。
施術を行って最後にクラウドテープを貼ると、座っている時に体をねじってもほぼ痛みはなくなり、
その後3時間座って仕事をしていても「調子が良いです！」ということでした。
翌日にも体をチェック
次の日に経過を聞いてみると、
「あれからかなり調子が良いです！ただ、朝起きたときはまだ腰が痛かったです」
ということで、2日目も体をチェックして施術を行いました。
体は昨日よりも状態が良く、昨日と同じ様に左のL5が硬くなっていました。
TL（関連を調べる検査法）を使って調べると
昨日は左脚の下腿の外側部と大腿の内側部で反応がありましたが、
その日は、左脚には反応がなく、右足の外側部で反応がありました。
実は、右足の外側部は去年転んで骨折したというところでした。
その部分をツイストストレッチで調整すると、左のL5はスムーズに動くようになりました。
その調整した箇所にもクラウドテープを貼って施術終了。
「だいぶ良いです！」ということで、痛みはほぼなくなっていました。
1週間後に体をチェック
1週間後に経過を聞くと、
「左の腰に違和感が少し残っているけど、調子は良いです。痛みはほぼなくなりました」」
ということでした。
体をチェックしてみると、全体的には筋肉の緊張度が緩んでいる状態でしたが、
左のL5の硬さはまた出てきていました。
今回もTLで調べると、左の大臀筋（腸骨稜付近）と左大腿の内側部で反応あり。
どちらもツイストストレッチで調整しクラウドテープを貼ると、
左L5の硬さはなくなりました。
それからずっと調子が良いそうです。
「今までの腰痛の中でもかなり酷い方だったので、治るまでもっと時間がかかると思ってました！」
と喜んでいました。
過去の怪我の影響
2回目の施術の時に、初回同様 左L5の硬さが出てきていましたが、
原因は初日に出てきていた左脚の問題ではなく、以前骨折した右足の外側部の問題でした。
このように、傷めている部分（L5）は複数の箇所から負担がかかっていることがあります。
そのような時は、回を重ねるごとに毎回違う問題が出て来たりします。
逆に、毎回同じ場所で反応するという時は、
調整した箇所が完全に修復できてないということです。
3回目の施術の時に、左大腿の内側部で反応していましたが、ここは初回でも出てきていた場所です。
初回の時にクラウドテープを貼って固定していましたが、
2日後くらいに剥がしたということでした。
まだ組織が完全に修復されてない時に剥がしたため、
また負荷がかかってきて、結果的にL5にまた負荷がかかって硬くなったのではないかと思います。
新アイテム「クラウドテープ」
新アイテムの「クラウドテープ」には
- ねじれた組織をリセットしてキープする
- 循環促進効果
という2つの効果があります。
ダメージを追っている箇所というのは、基本的にねじれることで損傷しています。
クラウドテープを貼るとねじれを解消してくれて、なおかつ、その状態を固定してくれます。
さらには、その箇所の血液循環を促進してくれるので組織の修復を早めてくれます。
ただ、損傷の程度が大きければ、その分完全に修復までに時間を要します。
クラウドテープを貼っていれば、その時間を短縮することはできますが、
まだ修復が完全にされてないうちに剥がして貼らないままでいると
また負担がかかって症状が出やすくなります。
逆に、剥がした時に症状が出なかったり、剥がした時に特に体に悪い変化がないようであれば
その箇所の組織は完全に修復できたと判断することができます。
今回のケースは、組織が修復する前にテープを剥がしてそのまま貼らないでいたため、
また負担がかかってきていたということです。
症状をぶり返させないためには、毎回、可動域の検査をしっかりしつつ
原因となっている箇所を追っていくことが重要です。
さらには、クラウドテープが非常に強力が武器になります。
是非参考にしてみてください。
取扱店募集
クラウドテープは場所を選ばず体をサポートします。日々の負荷を軽減し活動効率を向上させます。
子供や妊婦さん、高齢の方にも安心して使っていただけます。
施術にプラスするだけで、整体で整えた体の状態をキープできますし
患者さんのおうちでのセルフケアにもオススメです。
取扱店も募集していますので、ご興味がございましたらぜひお問い合わせください。
