こんにちは。疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。
本日、来院された患者さんの中で
「心臓」に負担がかかっている体の特徴が出ている患者さんがいました。
今回はその特徴と、改善の仕方について解説したいと思います。
心臓に負担がかかっている患者さん
今回の患者さんは40代男性。
もともとは「慢性的な腰痛」がお悩みで、1年前から通院されている方です。
慢性的な腰痛は1ヶ月くらいでほぼほぼ完治。
その後もメンテナンスで週1ペースで通われています。
この方の特徴は以下の通りです。
- ITシステム系の会社の社長
- 夜に仕事をしなければいけない時があり、睡眠が不規則
- 外食やお酒を飲むと体調が悪くなる傾向
- 疲れていると左肩と左腰が張りやすい
- 毎回電磁波問題が強く出ている
- 3ヶ月前に水素発生機を購入されて毎日1時間水素を吸入している
今回も1週間空けて来院されました。
体のチェック
「調子どうですか?」と聞くと、「2日前くらいから体が重いです」「左の腰が常に張ってて痛い感じもする」とのこと。
まず、腰周辺のROM(可動域)検査を行いました。
骨盤の動きはありましたが、動きが渋くなっていました。
左の腰部もユニットで硬くなっていました。
関連を調べるTL(検査法)で、左腰部の硬さに影響する箇所を調べると左肩で反応がありました。
「今回は腰痛が出てますが、左肩周辺の問題が原因の可能性があります」と患者さんに伝えました。
体調を把握する「体調検査」を行ってみると、全体の筋肉が硬く、久しぶりにかなり悪い状態でした。
普段、ここまで体調が落ちていることはあまりなかったので
「1週間何か変わったことはありませんでしたか?」と聞いてみると
「仕事の取引先に台湾の会社があって、この前の地震でかなり影響を受けたんです。それで、今週はいろいろ処理に追われていて…」ということでした。
検査の時に特に気になったのは、「左肩の動きが全方向悪い」ということです。
肩の屈曲・外転・水平伸展 どの動きも左肩だけ引っかかっていました。
「心臓系の問題が怪しい」と思い、座位でT1・T2のROM(可動域)検査を行いました。
すると、予想通り、T1の左側が硬くなっていました。
「心臓に負担がかかっている時の体の特徴が出ています。これはよっぽど体が疲れている状態です。
あまり寝られてなかったりしますか?」と聞くと、
「睡眠時間がここ数日あまり取れてない」ということでした。
アイテムを活用して施術
シリカ水で改善しそうだったので、飲んでもらうと、その場で左肩の動きは改善。
ただ、引っ掛かりはなくなったものの動きの渋さは残りました。
次に整体器具に寝てもらって全体の歪みを調整。
その間、電磁波調整アイテムをおでこに乗せて、同時に電磁波問題も調整しました。
その後、左肩の動きの渋さと左腰部の硬さが若干残ったので、シリカタオルを使って左胸郭全体と左腰部周辺を調整。
すると、背部の硬さがほとんど取れて、「腰が楽になりました」「全体がかなり軽くなりました」と患者さんも効果を実感されていました。
再度体の状態をチェック
ただ、若干ですが左の骨盤の動きの渋さが残っていたので、その硬さからTLで関連している箇所を探しました。
するとT5~T9付近(おそらく心臓の場所)で反応あり。
いろいろなアイテムを近づけてみて、何が反応するか調べてみましたが、
新アイテムの「クラウドテープ」が反応していました。
そこで、クラウドテープをT5~T9付近に貼ってみると、左骨盤の動きがさらに良くなり、背部も柔らかくなりました。
呼吸も先程よりも深く吸えるようになっていました。
ご本人も「全然違います!」と驚いていました。
クラウドテープには「循環を促す効果」があるので、それによって心臓の負担が軽減したことが考えられます。
心臓に負担が大きくなっている状態というのは、全体の循環が滞っていることで心臓が忙しくなっている状態です。
つまり、血液が流れやすい環境を整えてあげることで心臓の負担を軽減させることができます。
そのためには
- 水を飲んでもらう
- 循環を促す効果があるクラウドテープを貼る
といった対応が効果的です。
心臓に負担がかかっている時の特徴
以下の状態の場合、心臓に負担がかかっている可能性があります。
● 左胸郭全体が硬くなっている
● 左肩の動きが全方向悪い
● T1(特に左側)が硬くなる、T2も硬くなることがある
※心臓に負担がかかっている時は体調がかなり悪い状態と言えます
この状態を見かけることはあまり多くありませんが、これらの特徴が出ている時は「心臓の負担」を疑ってみて
上記の対応をしてみるといいかもしれません。
是非参考にしてみてください。
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