転倒・転落・事故の後から引きずっている症状の治し方

「〇〇年前の事故の後からずっと症状が続いてる・・・」

という患者さんが来た時、あなたはどうやって治しますか?

こんにちは。疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。

今回は、YouTube施術モニターで来られた「40年前に背面跳びで首から落ちた時からずっと腰痛がある」という患者さんをの動画を紹介します。

「こんなに背中が伸びてるの見たことない!」と施術後に一緒に来られていた奥様が仰っていました。

  • 事故やケガの後から続く症状の治し方を知りたい
  • 長年続く腰痛を根本から治したい

という方には参考になると思いますので是非ご視聴ください。

目次

【40年続く腰痛】起きる時の背中の痛みが一度の施術で改善

いかがだったでしょうか。

今回の患者さんは、40年前に背面跳びで首から落ちたということでした。

おそらくその時の衝撃で、左の第1肋骨付近の軟部組織が損傷し、そこが治り切ってなかったものだと思われます。

そこを補正して背部や腰部、右肩に負担がかかっていたようです。

私も最初は打ったであろう場所の周辺を探そうとして、肩甲骨周辺や頚椎・胸椎を検査してましたが

なかなか見つかりませんでした。

検査する箇所を広げていくと背面ではなく、前面に問題箇所が見つかりました。

首を打った時の状況を冷静に分析すると、もっと早く見つけられたかと思いました。

「どこに力が抜けていったか」を予想

今回のように転倒・転落・事故など、強い衝撃の後から症状が出ている人

直接撃った場所ではなく、抜けていった力が加わった場所が損傷している可能性があります。

例えば、転倒した時に手をついたという人であれば、打った手を損傷している可能性もありますが、

力が抜けていった先の肩周辺を損傷している可能性があります。

つまり、ポイントは「その時にどこに力が抜けていったか」を予想することです。

怪我をした時の状況を詳しく聞いて、どこに力が加わったかを考えると、

損傷している部位を特定しやすくなります。

参考にしてみてください。

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疲労回復整体アカデミー講師の目線で、臨床事例やプロの整体師の先生に役立つ情報を発信していきます。

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