針を刺すような「肩の痛み」
今回は40代の会社員の男性を施術しました。
施術後は、左肩の硬さが消え腕が上がるようになり、「左右の違和感の差がなくなった」とおっしゃっていただきました。
★動画はこの記事の1番下からご覧いただけます。
【症状】
・僧帽筋のあたりがピンポイントで痛む
・疲れてくると痛みが出やすい
・痛みがない時もコリ感がある
・左腕があがりづらい(90度くらいで肩甲骨に硬さが出る)
・右足を剥離骨折したことがある
施術時間は約30分です。
今回の施術のポイントは「焦らないこと」でした。
内臓に疲れが溜まっていたため循環力が弱く、施術直後の患者さんの体感があまりありませんでした。
本来であれば、回数をかけて少しずつ改善していくのが好ましい症例だったと思います。
患者さんがあまり変化にピンと来ていないと、少しでも良くなったのを感じてもらおうとプラスで調整をすることがあると思います。
ただ、必要以上に手数を増やしてしまうと患者さんの体に負荷をかけてしまいます。
施術する側は「やらずに待つ」、焦らないのがポイントです。
今回も、調整としてはかなりうまくいったので、2〜3時間後にかなり改善いているパターンではと考えています。
忙しくて食事がコンビニ弁当に偏ったり、添加物を多く取り続けてしまったりすると内臓が疲労して、体が回復しづらい状態になることがあります。
患者さんの生活も伺いながら日常的なアドバイスもできると、そもそも症状が起こらない体づくりをすることができます。