吐き気がする首の痛み【改善のコツ】

こんにちは。疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。

今回は「どこに行っても首がよくならないんです…」という患者さんを施術した時の動画を紹介します。

「こんな施術今まで受けたことないです」

「1回でこんなに良くなるならもっとたくさんの方に知ってもらいたいです」

と施術後の変化に感動されていました。

「首の症状の治し方のコツが知りたい」という方には参考になるかもしれません。

目次

首が痛くて吐き気がする【動画】

既往歴の確認

まず、過去の骨折などの怪我、手術跡などが症状に影響しているケースは多いため、

既往歴は詳しく聞いておくべきです。

今回は問診の段階では、右腕の骨折の話は出てきませんでしたが、

TL(関連を調べる検査法)を使って右腕に反応がありました。

すると、患者さんが過去に右腕を骨折したことを思い出されていました。

四肢と体幹の関係

また、動画の中でも説明していますが、

首や腰の症状だからといって首や腰にアプローチしても

その場では軽減してもまたすぐに症状をぶり返してしまうことは多いです。

なぜなら、首や腰に原因がないケースがほとんどだからです。

体を「体幹」と「四肢」に分けた時に

体幹は主に「固定する」「安定させる」という役割があり、

四肢は主に「動く」という役割があります。

どちらが強度が高いかと言えば、体幹部分です。

動きが大きい四肢は、体幹に比べて強度が低く、壊れやすいと言えます。

また、体幹と四肢は全体でバランスをとるうえで互いを補い合う機能があります。

【例】前腕の筋肉に問題が起こると…

胸椎の一部の周辺の筋肉が固くなってバランスを取ります。

結果的に一部の胸椎の椎間関節の動きが悪くなったりします。

その逆も然りで、一部の胸椎に負荷がかかって限界がくると、

手足の筋肉の一部が固くなってバランスを取ります。

その結果、手首や足首、肘や膝などの関節の動きが悪くなります。

四肢→体幹→四肢→体幹→四肢→…

と言った具合に、何重にも補正が働き、体にかかる負荷を逃がしているのです。

ですから、脊柱や骨盤の動きを良くすることで手足の症状が和らいだり、

手足を調整することで骨盤や脊柱周りの症状が和らいだりいます。

四肢の問題へのアプローチ

ここで、考えていただきたいのは、先程説明した

「体幹に比べると四肢の方が壊れやすい」ということです。

時系列的に四肢と体幹どちらが先に問題が起こるかと言えば、

それは四肢です。

ですから、首の症状にしても腰の症状にしても、先にアプローチすべきは四肢の方になります。

骨盤や脊柱の動きを良くする調整をしてそのまま症状が治っていくこともありますが、

四肢の問題が残っていると、症状は戻りやすくなります。

首や腰に直接アプローチしてもなかなか症状が改善しない、

という人は四肢へのアプローチを試してみると違った結果が出るかもしれません。

是非参考にしてみてください。

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疲労回復整体アカデミー講師の目線で、臨床事例やプロの整体師の先生に役立つ情報を発信していきます。

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