腰痛の原因、探せていますか?
腰痛を改善したくて来院する患者さんはかなり多いと思います。
ぎっくり腰のような急性の痛みから、じっとしていても痛むような慢性的なものまで様々です。
症状から逆算して考えれば、どんな症状でも原因を特定することができます。
「なにをやるか」より「どこをやるか」
「ここが痛い」といわれるとその場所にアプローチをしがちですが
時間が経つと症状がぶり返してしまいます。
動きの中からヒントをみつけ、本当の原因を探し出すことがポイントです。
「どこをどうチェックするか」がわかれば、自信を持って施術できるようになります。
今回の腰痛の原因:「足」
今回の施術のフローをまとめましたので、動画を見ながら参考にしてみてください。
①体の状態をチェック
肩→右:重い/左:あがらない
仙腸関節・右側→ひっかかりあり
②肩と仙腸関節の関連をチェック
→左肩の角度を調整すると仙腸関節の動きが改善
→肩を後方に引っ張っている要素=仙腸関節の問題につながっている
③肩の動きをチェック
- 内旋していくと、右は動く/左は動かない
④左の肩の硬さの原因を探す
- 右手首→変化しない
- 右足首→反応しない
- 左足首→問題あり
★左の足首を施術
まとめ
- 痛みが出る動きを確認(歩く時 / 座りっぱなし / 前屈み / 反った時 etc…)
- 座位・仰向けなどで 関連がありそうな場所の可動域をチェック(骨盤 / 腕の上げ下げ / 腰椎 / 肩 / 首 etc…)
- 連動性を見て原因を特定する【例) 肩の角度を調整すると 仙腸関節の動きが改善→ 肩に問題があるかも?と考える】
- どのように調整するかではなく「どこをどうチェックするか」が重要