「松葉杖がないと痛くて歩けない」
という患者さんをあなたはどうやって改善しますか？
こんにちは。疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。
今回は1ヶ月前から「股関節痛」「坐骨神経痛」があり、次第に酷くなってきて
「松葉杖がないと歩けない」という状態の患者さんを施術した時の動画を紹介します。
「えー！」と患者さんも施術中ずっと驚いていましたが、意外なところに原因箇所がありました。
股関節の痛みを整体アイテムで改善【動画】
いかがだったでしょうか。
左の股関節に痛みがあるということは
その周辺の組織が傷ついて炎症が起きている状態だったと思います。
なぜ、そうなってしまったかというと、左の股関節が不安定な状態だったからです。
関節は負荷を分散するために一定の遊び（ゆとり）がありますが、
今回の左の股関節は遊びが大きすぎる状態（過可動性）でした。
この関節の状態の時は、関節をいじってはいけません。
不安定な関節に無理に力を加えると、周辺組織がさらに傷ついてしまう可能性があるからです。
過可動性の状態の関節は、どこかの補正でそこが緩んでいます。
今回は左の上腕二頭筋の問題を補正していました。
実際、左の上腕二頭筋を調整すると関節に力が入るようになりました。
炎症が起きていたのでその場で痛みは完全には取れませんでしたが、
関節が安定してくると、傷ついている組織に負荷がかかりづらくなります。
そのまま時間とともに治っていきやすくなります。
患者さんの代謝力の影響
また、今回の患者さんは食事が良く、代謝力が比較的高い方でした。
「すぐに結果が出るかどうか」「施術の効果が持続するかどうか」
というのは、患者さんの代謝力に依存します。
この方は代謝力が高かったのでその場で結果も出やすく、施術効果も持続しやすかったです。
逆に、代謝力が低い患者さんは、施術だけでは順調に治っていかないこともあります。
そういった場合は、中長期的に施術で身体の状態をチェックしながら
生活のアドバイスをしていくことが必要だったりします。
是非参考にしてみてください。
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