疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。
今回紹介する動画は、10年以上前にヘルニアの手術をされて
その時はよくなったけど最近また症状が出てくるようになった患者さん、を施術した時のものです。
「ヘルニア症状の治し方が知りたい」という方は参考になるかもしれません。
【ヘルニア】手術後も続く腰痛を一度の施術で改善【岡村施術レポート】
いかがだったでしょうか。
動画内でも解説していますが、ヘルニアは結果として起こります。
結果を取り除いても腰に負担がかかっている状態が変わらなければ、今回のように再発するケースも多いです。
要素を1つずつ取り除く
今回は腰椎4番-5番の動きが悪くなって神経根に問題が起きて、左足に神経症状が出ていました。
しかし、治す手順としてはいきなりそこにアプローチするのではなく、
先にそこに負担をかけてる要素を一つ一つ取り除いていきました。
まずは「代謝活性法」で代謝を上げて施術しやすい環境を作る。
次に、整体器具を使って体の歪みを調整して全体の循環を良くする。
そうすると、取れる硬さは取れて、取れない硬さは残ってきます。
手足の調整をした後に再度腰椎の動きをチェックすると、
先程までユニットで(全体的に)硬くなっていた腰椎がL4-L5がピンポイントで硬くなっていました。
周辺の環境が良くなり腰椎にかかる負担が減ったことで
本来硬かったところが見えてきたということです。
L4-L5を調整器具で調整するとキレイに動くようになり、先程まで起こっていた左脚の神経症状も消えました。
施術のセオリー「全体→部分」
疲労回復整体の施術のセオリーは「全体→部分」です。
まずは全体への影響度が高いところから治していきます。
そうすることで、刺激量も少なくなるので体への負担が減ります。
「硬いところをとにかく解していく」みたいなことをやっていると、
患者さんの体力がなくなって施術後に不調が出やすくなります。
それだけでなく、全体から治していくことで残ってくる問題が見やすくなります。
今回も全体調整後に残ってくる問題が強調されて出てきていました。
化石を掘り起こす時に周りの土から取っていくイメージです。
周りの土を掘っていけば化石がカポッと取り出せます。
化石が見えてるからといって中途半端に取り出そうとすると、化石が割れて全てを取り出せません。
調整する時も同じで周りから引っ張られている状態で、L4-L5を調整しても中途半端な調整になってしまいます。
ですから、まずは周辺環境を整えて、そこの問題が丸見えになったなった時に調整すると上手くいきます。
是非参考にしてみてください。
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