検査が曖昧になると施術が曖昧になる

「検査が曖昧になると施術が曖昧になる」

疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。

この言葉は、先日のセミナーで施術を受けた治療家の先生が、施術後の感想で述べていた言葉です。

  • 確信を持って施術できるようになりたい
  • 対処療法ではなくて原因を特定して改善したい

という方には今回の動画は参考になるかもしれません。

まずは動画をご視聴ください。

目次

7年続く慢性腰痛の原因を特定して改善

明瞭な検査・明瞭な施術

いかがだったでしょうか。

動画の最後で「検査の重要性を実感しました」という言葉がありました。

検査して体の状態を明確に把握できるからこそ「今、何をすべきか?」が明確になります。

私は視力が悪いので普段コンタクトレンズを付けているのですが、

検査をしないということはコンタクトなしで外出するようなものです。

遠くの字は読めないし、人の顔も把握できません。

これと同じで、検査をせずに施術を行うということは

状況を把握せずに「たぶん大丈夫だろう」と、惰性で施術を行うようなものです。

もちろん、患者さんの状態が良ければ、一定の結果は出ます。

ただ、患者さんの状態が悪い時や、今まで経験したことがないような患者さんが来た時に行き詰まってしまいます。

体の状態を明確に把握できれば、「なぜ症状が起こっているのか?」

「どうしていけば症状が改善していくのか?」を予想することができるようになります。

さらに、患者さんに検査とセットでそれを伝えることで

「この先生なら任せられそう・・・」と信頼していただけるようになります。

曖昧な検査ではなく、明瞭な検査を行い、明瞭な施術を行うことが大切だと思います。

調整するタイミングを見極める

また、「施術を進める中で問題が浮き上がってきて、部分的にテンションが集中する。

そのタイミングでそこを抜いてあげることが重要だということが分かりました」

という発言もされていました。

施術において調整するタイミングは非常に重要です。

疲労回復整体では、施術前の検査で症状を引き起こしている原因箇所を特定しても

最初からそこを調整するということはしません。

施術を進める過程で入念に体をチェックしていきながら

『調整すべきタイミング』でそこを調整します。

もし、それをしなければ、体に余計な刺激を入れてしまうことにも繋がりますし

調整が不十分になりやすいです。

例えるなら、盲腸の開腹手術をする時に、

いきなり虫垂を切ろうとするようなものです。

しっかりした手順を踏まないと確実に手術ミスをしそうですよね。

虫垂は皮膚の中の皮下組織の中の、筋組織の中の腹膜の中にあります。

それらをひとつひとつ切っていってようやく盲腸の虫垂にたどり着けます。

施術を行う時も一緒で、原因箇所を調整する前に

生理的な反射(補正で出ている硬さ)をひとつひとつ外していかなければいけません。

そうすると、原因箇所の硬さが明確に出てきます。

そのタイミングで調整することで完璧に調整することができます。

電磁波問題は最初に解除

ちなみに、電磁波系の問題が出ている時は、患者に服を着せたまま手術をしているのと同じです。

手術をするのに、そもそも服を脱がさないとお腹を切ることはできません。

最初に電磁波系の問題を解除してから施術や検査を行うというのが基本的なセオリーです。


今回は施術における「検査の重要性」と「タイミングの重要性」について解説しました。

是非参考にしてみてください。

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