【腰痛の治し方】内臓疲労の影響

「内臓疲労が腰痛に影響している場合、どのように治しますか?」

疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。

今回は、YouTube施術モニターで来られた「35年前から腰痛がある」という患者さんを施術した時の動画を紹介します。

患者さんも「魔法にかけられたみたい」と不思議な変化に驚いていました。

  • 慢性腰痛を根本から治したい
  • 内臓疲労がに対してどのようにアプローチすべきか知りたい
  • 肝臓に負担をかける原因が知りたい

という方には参考になると思います。ぜひご覧ください。

目次

【35年続く腰痛】原因は内臓疲労

いかがだったでしょうか。

今回の患者さんは頭蓋の問題もありましたが、肝臓疲労による影響が大きかったです。

肝臓が疲れると周辺組織が硬くなるので、その緊張が直接腰に負荷をかけてしまうこともあります。

そして、それ以上に体にとって良くないことが起きます。

肝臓や腎臓は様々な働きをしていてどちらも重要な臓器です。

中でも解毒作用の働きは大きく、肝臓と腎臓は体内の血液をクリーニングしてくれています。

肝臓や腎臓が疲れてくると、血液を十分クリーニングすることができなくなり、血液が汚れている状態になります。

疲れはとれないし、気持ち悪くもなるし、体は動かないし、睡眠の質も悪くなります。

全ての機能が低下しているため、治りづらくなってしまいます。

肝臓に負担をかける3つの原因

では、どういったことが肝臓に負担をかけるのでしょうか。

肝臓に負担をかける3つの原因について解説します。

1:お酒

お酒が肝臓に負担をかけることは誰しも知っていますね。

アルコールは体にとって有毒で、肝臓で代謝されます。

毎日お酒を飲んでる人は、肝臓に負担がかかってしまいます。

今回の患者さんもお酒をよく飲まれるということでした。

一昔前は「お酒を飲むと肝臓が壊れる」と言ってましたが、最近はお酒を一滴も飲まないのに肝臓が壊れている人もいます。

2:腸内環境

腸内環境が悪いと食べたものが腸内で腐敗し、アンモニアやメタンなど体にとって毒性が強いガスが発生します。

それが血中に流れて肝臓がそれを処理しないといけなくなるので、肝臓に負担がかかります。

一番まずいのは消化不良です。

24時間ずっと腸内にガスを発生させるものがあると、それは肝臓にかなりの負担をかけます。

3:薬

薬は肝臓で代謝され、腎臓で排泄されたりするので、肝臓や腎臓に負担をかけます。

特に長期的に薬を服用されている場合、かなりの負担がかかっています。

今回の患者さんも10年間鎮痛剤を服用されてるということでした。

弱っている肝臓へのアプローチ

では、肝臓が弱っている場合、どのようにアプローチしていけばいいのでしょうか?

根本的には血液をキレイにすることです。

お酒なのか、腸内環境なのか、薬なのか大元の原因を特定し、

生活を改善したり、薬を減らしたりしていくことで、肝臓の負担を一気に減らすことができます。

ただし、現実的にはそれができない患者さんが多くいらっしゃいます。

だからこそ、私は患者さんに水素を勧めています。

今回施術で使ったように肝臓に直接水素ガスを当てたり、水素ガスを長時間吸入することで肝臓の負担がだいぶ軽減できます。

今までも糖尿病の患者さんや肝臓疾患のある患者さんでも、水素を使った施術で予想以上の効果が出ていました。

個人的には手技で内臓にアプローチする何倍も効果は出ると思います。

なかなか治りにくい患者さんというのは、そもそも内臓系に問題があり回復力が落ちているケースがあります。

内臓をチェックしたり、生活のヒアリングも重点的に行っていくと治すヒントが見つかるかもしれません。

是非参考にしてみてください。

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著者

疲労回復整体アカデミー講師の目線で、臨床事例やプロの整体師の先生に役立つ情報を発信していきます。

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