【臨床事例】五十肩が劇的に改善した事例

こんにちは。疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。

今回は、五十肩が水素を使って劇的に改善した事例を紹介します。

「五十肩の患者さんがなかなか改善しない」

と悩まれてる先生にはヒントになるかもしれません。

主訴は「五十肩」

今回の患者さんは、49歳男性。主訴は「五十肩」です。

1年前に左肩が上がらなくなり、時間とともに左肩は改善はしたものの、半年前に右肩も上がらなくなったそうです。

今は右肩の痛みの方が強く、針を刺すような痛さで夜間痛で目が覚めてしまうほど。

ブロック注射を打っても効かないということでした。

「35年前にバイク事故で首と腰ムチウチ症になったことがある」

という話から、首や腰の問題やそれを引き起こしている他の問題が、症状と関連しているかもしれないと推察しました。

検査を行って気になった項目は以下の通り。

  • 腕の挙上:左120°右80°
  • 脊柱検査:胸椎も腰椎も動かない
  • 骨盤検査:左右ともに動かない
  • 肩ROM:左はしぶいけど動く、右はロック
  • 頭蓋、上部頸椎が硬い

初回の施術

初回の施術は、C/Aアジャスターでベースとなる脳反射システムを調整。

最後にポンプで循環を促して終了。

施術後は腕の挙上が左120°→180°右80°→100°になり、脊柱や骨盤の動きも改善。

患者さんも「上げた時の痛みはあるけど軽くなりました!」と満足されていました。

睡眠と枕の大切さを説明して「タオル枕」をアドバイス。

なるべく早めに来た方がいいことを伝えて、2日後に来ていただきました。

2回目の施術

前回の施術後どうだったか聞いてみると、

「いつもは夜間痛で2~3時間で起きてしまうけど、昨日は4~5時間寝れたました!

針を刺すような痛み自体はあまり変わりません」と話していました。

施術は、前回同様に道具で脳反射システムを調整。

その後に慢性Aを調整すると、右腕が120°まで上がるようになりました。

3回目の施術

3回目はその1週間後に施術。

体調検査をすると思いのほか悪くなっており、右腕も100°くらいしか上がってませんでした。

夜間痛で十分に眠れてないことが影響してそうだったので、

今回は「まずは仰臥位で痛みがない状態を作ろう」と思いました。

そこで、脳反射システムフロー後に、右肩ROM制限からTLで追い、右の第4-5肋骨間の硬さをココローラーで調整。

調整後は、完全ではないものの、右肩の動きが改善。

初回時伝えた「タオル枕」を最近はサボっていたということだったので、

「十分に眠れないと整体をやってもなかなか治っていきません。まずは眠れる状態と環境を作っていきましょう」

再度タオル枕をやるように伝えました。

4回目の施術

その1週間後にご来店された時は、

「夜間痛で起きることが少なくなってきた」と話していて

体調検査をしても前回の施術後の状態がキープできていました。

その回は、当時導入されたばかりの「水素」の効果を試してみようと思い、

胸骨柄周りに水素ガスを充ててみて変化を見てみました。

すると、右腕を上げた時の肩の痛みが減り、患者さんも驚いていました。

更に、右腕の挙上を他動で行い、引っかかるところから、TLで右胸郭全体を触診。

反応があるところに水素ガスを充てていきました。

それを繰り返して右肩~肋骨周辺の5か所を調整。

すると、拘縮性の五十肩では今まで見たことがないような可動域の変化が見られ、患者さんとともに私自身も驚いていました。

5回目以降

それ以降の施術も水素を使った同様のやり方で施術をしましたが、

毎回ハッキリと分かるような可動域の変化が見られました。

その後も順調に改善していき、2か月ほどで痛みは完全になくなりました。

まとめ

五十肩などの拘縮性の問題は、歪みを改善したとしても、改善までに時間を要するという認識をこれまで持っていましたが

「毛細血管を拡張させる」という水素の効果で、それらの問題も早期改善が見込めることが臨床的に分かってきました。

今回のケース以外にも、五十肩が早期改善した事例はいくつもあります。

他にも水素を使って、糖尿病の患者さんの不定愁訴が改善した事例

化学物質過敏症が改善してきた事例などもあります。

「水素」を使った改善事例については今後も紹介していきたいと思います。

水素発生器は、いろいろなものがありますが

疲労回復整体アカデミーで使っている水素発生器は、熊谷がこれまで何年もかけて探してきたもので

その場でスグに効果が出るくらい濃度が高いものになります。

さらに、施術で使いやすいようにカスタマイズして使っています。

効果的な使い方も含めて、水素発生器も提供していますので、導入を検討されているという方はご連絡いただけたらと思います。

個人的には、これまで治りづらかった拘縮性の五十肩、糖尿病など基礎疾患持ちの患者さんなどに非常に高い効果を発揮していて

治せる幅が広がっているという感じがしています。

是非参考にしてみてください。

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著者

疲労回復整体アカデミー講師の目線で、臨床事例やプロの整体師の先生に役立つ情報を発信していきます。

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